「草津あおばな」愛用者の声

K様(55歳男性 市職員)

大阪市の団体職員Sさんは、5年前に糖尿病と診断されました。

「40代の半ば過ぎから空腹時血糖値が110~120ミリグラム(基準値は60~109ミリグラム、126ミリグラム以上は糖尿病)を行き来して、環境型糖尿病といわれていました。放置していたわけじゃないのですが、仕事が忙しくて有効な対策を講じないでいたら、5年前に糖尿病の診断が下っていました。ブドウ糖負荷試験で220ミリグラムを超えてしまったのです」

 

ブドウ糖負荷試験は、健康診断などで行われる空腹時血糖値検査より正確な診断を期して、医療機関が行うものです。
Sさんは、50歳のときの空腹時血糖値が125ミリグラムになり、再検査(ブドウ糖負荷試験)を指示されたそうです。ちなみに、空腹時血糖値が126ミリグラム以上は境界型ではなく、糖尿病と診断されます。

 

「自覚症状どころか、前ぶれのようなものすらまったくありませんでした。境界型から糖尿病に進行したと診断されても、特に自覚症状はありませんでした。症状がないと、治そうという気にならなくて困るところもあるぐらいでした」

とはいうものの、Sさんの症状を心配した奥さんは、食事療法を病院の栄養士さんから教わって開始したそうです。Sさんの体を心配するあまり、奥さんはかなり厳密に、カロリー制限や塩分制限の献立を実施したそうです。

 

「それで、しばしば夫婦ゲンカになりました。ご飯がおいしくないし、空腹感はみたされないし、酒は3分の1に減らされるし・・・・。食道楽を自負する私にとって、生きているかいがありません。女房には『教科書どおりにやらずに適当にしてくれ』と頼んでも、聞く耳を持ってくれません。それで、昼飯だけは女房に隠れて好きな肉や丼物(どんぶり)を食べていました。もちろん、血糖値が基準値域内になったことは一度もありませんでした」

 

そんなSさんの食生活が1年ほど続いたころ、奥さんが知人から草津あおばなのことを教えてもらったそうです。知人の説明によれば、普段どおりの食生活をしていても、血糖値が下げられるとのことでした


ふだんからSさんと食事のことでケンカをすることに疲れぎみだった奥さんは、この話に飛びついたそうです。

Sさんにしてみれば、奥さんの提案に異論があろうはずはありません。早速、草津あおばなを1日6粒ずつ飲み、厳しいカロリー制限をゆるめたといいます。なんでも、1日1600キロカロリーの献立を1800キロカロリーまで引き上げたとか。1日の塩分も8グラムから12グラムまで使用する量を増やして、様子を見たそうです。

 

ただし、飲み方には注意を払いました。草津あおばなは、糖の吸収を妨げる働きをするため、食事の前に飲まないとあまり効果は期待できないのです。Sさんは朝昼晩の3食の食前に2粒ずつきちんと飲みました。

「塩味の利いた妻の料理を食べられるなら、食前に草津あおばなを2粒飲むぐらいのことはなんでもありません(笑)」

3ヶ月半後の検査で、空腹時血糖値は120ミリグラムを切りました。加えて、7%と高かったHbA1c(以下ヘモグロビンA1cと記す)の値も減少したそうです。

 

ヘモグロビンA1cというのは、糖尿病の治療が効果を上げているかどうかを見る血液検査の測定項目です。血中のヘモグロビンの中にはブドウ糖と結合する性質のグリコヘモグロビン(ヘモグロビンA1c)があり、その量を測定すると最近1~2ヶ月の血糖値の推移がわかるしくみです。これは糖尿病患者の検査では、必須かつ客観的な検査項目の1つになっています。

さらに、4ヶ月後の検査では、Sさんの空腹時血糖値は基準値をクリアし、ヘモグロビンA1cも基準値域内の5.6%まで下がりました(基準値は4.3~5.8%)

 

「以来、血糖値は安定しています。医者は治ったとはいいませんが、以前のようなキツイこともいいません。食事は、1日2000キロカロリー前後食べています。これでも以前より制限していますが、私の感じでは普通に食べさせてもらっている感じで不満はありません。草津あおばなを見つけてきてくれた女房には大変感謝しています」